三菱自動車が国土交通省の燃費確認試験の結果を受け、SUV「RVR」など8車種で、一部モデルの販売をしばらく停止すると発表。現在販売する9車種のうち全モデルでカタログ値を満たしたのは「アウトランダー」だけだった。今回の結果を受け、賠償総額は最大70億円で、対象は約7万6千台となる。三菱自は燃費改ざんのあった軽自動車の販売をカタログ値を修正したうえで7月に再開したばかり。10月をメドに日産自動車から34%の出資を受けて、新たなスタートを切る方針だった。販売を再開するには2~3週間を要する見通し。