立命館大学発のベンチャー企業である三次元メディア(非上場)は、2011年に世界で初めて産業用ロボットに取り付ける3Dロボットビジョンシステム「TVS1.0」を開発した。事前に設定された動作しかできなかったロボットが、「目」と「脳」の機能を持つことで自動的に加工対象物の位置・姿勢を認識できるようになり、世界初の「ばら積みピッキング」の自動化を実現。これまでに自動車業界や電機業界で130台を販売。生産ラインでの稼働も30台を超えている。

これまでNEDO(産業技術研究所)の支援を受け、安定した画像認識を実現しているが、産業革新機構、スパークス、三菱UFJキャピタルが総額11億円を出資する。8億円を出資する産業革新機構は、三次元メディアが提供するシステムが、労働不足への対応や製造業の生産性向上・効率化に貢献し、ロボットメーカーとの協業で、製造業に革新的な競争力強化が期待できると、高い評価を与えている。

これもスマート工場実現の第一歩で、省力化投資関連株を刺激する可能性がある。