共立メンテナンスは、2016年3月7日、新株予約権付き社債(CB)で200億円を調達すると発表した。70億円を寮事業やホテル事業での新設・設備改修などの設備投資に、129億円を金融機関からの短期借入金の返済に充当する。新株予約権が全て株式に転換された場合の希薄化率は8.72%になる見込み。

共立メンテナンスは、寮事業では主に関東を中心に学生寮・社員寮・ワンルームマンションタイプ寮など計11カ所の新設及び改修を行う。ホテル事業ではドーミーインを全国で17カ所、リゾートホテルを14カ所で新設及び改修を行う。


CB概要

項目 内容
発行額 200億円
利率 0%
償還 2021年3月31日
転換価額 2016年3月18日の株価に32~37%上乗せ
希薄化率 8.72%


調達資金使途

充当額 充当先 期間
70億円 寮事業やホテル事業の新設・設備改修など 2016年4月~2017年3月
129億円 金融機関からの短期借入金返済 2016年3月


共立メンテナンスの業績推移

  売上高 経常利益 純利益 純資産 総資産 自己資本比率
2015年(予) 1316億円 94億円 54億円 - - -
2014年 1102億円 76億円 43億円 469億円 1397億円 33.6%
2013年 1052億円 67億円 38億円 345億円 1319億円 26.2%
2012年 994億円 55億円 32億円 347億円 1222億円 28.4%
2011年 911億円 46億円 23億円 315億円 1256億円 25.1%