シャープは2016年2月25日、台湾の鴻海精密工業による買収提案を受け入れると発表。鴻海グループからの出資額は計4890億円。1株118円で第三者割当増資を鴻海側が引き受け、議決権の約66%を押さえ、経営権を握る。出資を含め総額6600億円規模の支援を受けるという。低コスト生産に強い鴻海と、液晶の基幹技術を持つシャープの経営資源を組み合わせて、電機産業で持続的な成長を目指し経営再建を急ぐもよう。