大塚ホールディングスは、患者向けの栄養補給に使う輸液を生産する中国の3工場を拡充する。投資額は10億元(約200億円)。2019年に現在の約3倍の年間6億7000万本に高める。

輸液とは点滴で静脈内に投与する注射剤。生理食塩水やブドウ糖などが入っており、水分や栄養を補給する。工場に生産棟の新設やラインの増設、既存ラインの生産性を高める改良を施す。

大塚ホールディングスは中国での輸液事業の売上高を2019年に31億元(約620億円)と2014年比で約4倍に伸ばす。


大塚ホールディングス 中国で輸液生産を拡充

項目 内容
投資額 200億円
対象 中国の輸液生産3工場を拡充
生産能力 2019年に現在の約3倍の年6.7億本