2014年度補正予算案。歳出は3兆1180億円。財源は1兆7250億円の2014年度の税収上振れ分などを活用。新規国債発行額は年度当初予算の41兆2500億円から7571億円減額する。

経済対策は3兆5289億円を計上。地方の消費喚起や人口減少対策につなげる新交付金に4200億円を充当。地方自治体が発効する商品券の費用の一部を負担したり、地方への移住支援に活用する。子育て支援や女性の社会進出後押しへの施策に205億円、広島市の土砂災害などの復旧に1391億円を充当する。

また、追加の財政投融資計画に1000億円を計上。円安に伴う燃料・資材価格の高騰で資金繰りが厳しくなった企業への支援を盛り込む。200億円規模の低利融資枠の設置や300億円規模の中小企業向けの返済優先順位が低い資本性劣後ローンと呼ばれる融資枠を設ける。


2014年度補正予算案

項目 内容
歳出 3兆1180億円
新規国債発行 7571億円減額