米日用品・医薬品大手のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は、2014年10月22日、2015年1月に開発中のエボラ出血熱ワクチンの臨床試験を始めると発表。2015年1月6日に開始した。欧米とアフリカで健康なボランティアを対象に治験を開始。安全性と効果を確認できれば量産を開始する。J&Jの開発中のワクチンは、サルへの実験でエボラ出血熱ウイルスへの感染を予防する効果が確認されたという。

J&Jはワクチンの開発と量産体制確立のため、最大2億ドル(約210億円)を投資。2015年中に100万回分の生産を目指す。

 

J&J エボラ熱ワクチンの治験開始

項目 内容
治験開始 2015年1月
投資額 210億円
ワクチン生産 2015年中に100万回分