カネカは、2019年9月3日、「カネカ生分解性ポリマー PHBH」が欧州連合の全食品接触用途で使用可能となったと発表した。欧州委員会の「欧州食品接触材料及び製品に関する規則」のポジティブリストに1月に掲載。欧州委員会の審査、欧州議会、EU理事会の立法手続きを経て、8月28日に施行。フルーツ・ベジタブル袋などのドライフード用途に加え、ストローやコップなど全食品接触用途で使用可能となった。

日本では、2019年5月にポリオレフィン等衛生協議会の食品用器具・容器包装のポジティブリストに掲載。米国では、2018年3月に米国食品医薬品局(FDA)の食品接触物質に登録されている。

今後は、日本、米国、欧州での事業展開をさらに加速させるとしている。