SBIホールディングスは、2019年3月20日、新会社「マネータップ」を設立したと発表した。

「マネータップ」はブロックチェーン技術を使ったスマートフォン向け送金アプリで、2018年10月から提供を開始している。利用者による個人間送金アプリで、銀行から銀行口座へ24時間365日いつでも直接送金できる。送金先の指定は、銀行口座番号の他に、携帯電話番号やQRコードを用いた送金も可能。指紋など生体認証と組み合わせることで、ユーザーエクスペリエンスとセキュリティの両立を図っているとしている。

マネータップの決済基盤には、SBIグループが主要株主である米リップル社のブロックチェーン「Xcurrent」が活用されている。

SBIホールディングスは、急速に拡大するキャッシュレス化の流れを牽引すべく、銀行や一般利用者向けに、迅速にサービスを提供する計画。