SBIホールディングスは、2018年11月16日、カードコンソーシアムの会員企業とブロックチェーン技術を活用した不正に関する情報共有で実証実験を開始すると発表した。カード取引における不正に関する情報を、ブロックチェーン技術で関係者間でリアルタイムに共有。不正被害の拡大防止を目指す。ブロックチェーン基盤にはR3社のCordaを採用する。

実証実験では、参加カード会社間での情報共有にとどめる。将来的には、カード取扱加盟店や決済代行事業者など幅広い当事者への情報共有も視野に入れる。事業体ごとに適切な範囲・内容での情報共有を実施することで、より強固な不正に関する情報の未然防止を目指す。