欧州連合(EU)の欧州委員会は、2018年7月12日、ユーロ圏の2018年の実質GDP成長率を2.3%から2.1%に下方修正した。2019年は2%を継続した。貿易の緊張の高まりや原油価格の上昇を下方修正の要因にあげた。

見通しは通商を巡る緊張がさらに悪化しないこと、英国のEU離脱の影響を考慮せず、貿易関係などの現状維持を想定して算出した。

また、米国との通商対立の激化に「大きな下方リスクがある」としている。