NECは、2017年12月12日、ディープラーニングの自動最適化技術を開発したと発表した。従来のディープラーニングは、人工的な神経細胞で構成される神経回路網の構造に応じた学習の調整が困難なため、ネットワーク全体で最適な学習を行うことができなかった。開発した技術では、その構造に応じて自動最適化し、従来よりも高い認識精度を実現する。

顔認証や行動解析などの映像監視の高精度化やインフラ点検作業の効率化、障害・事故や災害など画像認識や音声認識などの分野で認識精度の向上が期待される。