富士重工業は2017年1月17日、2017年の世界販売台数を16年実績比約8%増の109万台とする計画を発表。国別では米国が9%増の67万台、国内が8%増の16万9000台を見込む一方、供給過剰などを背景に新車の価格競争が激しい中国は7%減の4万3000台を計画。スバル車の需要が高い他の市場に優先的に出荷する。また、北米向けの現地生産を拡大することで、国内工場から輸出していた分を他の市場に回せるようになる。計画を達成すれば6年連続で過去最高の販売台数を更新することとなり、供給能力不足の解消で、販売拡大を加速させる。
 

富士重工 世界販売109万台を計画

項目 内容
世界販売台数 109万台(2017年)
国別 米国 67万台(9%増)
国内 16万9000台(8%増)
中国 4万3000台(7%減)