ソフトバンクグループは2016年12月19日、元グーグル幹部が立ち上げた米衛星通信ベンチャーのワンウェブに1170億円を出資すると発表。すでに欧州エアバスや米コカ・コーラが投資している。ワンウェブは超小型衛星を使って世界中のどこでもインターネットに接続できる通信網の構築を目指しており、将来は720基以上の超小型低軌道衛星を打ち上げ、2022年までに世界中すべての学校にネット接続を提供する計画を掲げている。ソフトバンクは同社株を2017年3月末までに取得し、大株主の一角となる見通し。

ワンウェブはソフトバンク以外からも約2億ドルを調達し、米フロリダ州に超小型衛星の工場を建設予定。18年から生産を始めるという。
 

ソフトバンク 米衛星VBに出資で大株主へ

項目 内容
出資金額 1170億円
対象 米衛星通信ベンチャーのワンウェブ
取得時期 2017年3月末