経済産業省は、再生可能エネルギーの固定価格買取制度で風力発電の買取価格の引き下げを検討する。20年間にわたって1キロワット時22円で買い取るとしてきた条件を、2017年度の新規分から1~2円引き下げる。数年後には17円~18円に引き下げる考え。2016年内にも新たな価格を決める。

設備の大型化や技術の進歩で発電効率が向上。事業者の実入りが増える分、価格を下げて適正化する。また、買取価格の引き下げで風力発電の新設にブレーキがかからないようにするため、事業者に対する減税や補助金といった支援策は続ける考え。


風力発電 買取価格の引き下げ検討

  風力発電買取価格
2017年 22円→20円~21円
数年後 17円~18円