日立製作所は2016年6月23日、京都大学と次世代の人工知能を研究する共同ラボ「日立京大ラボ」を開設すると発表。「日立京大ラボ」では、魚群が協調して行動する仕組みを自動運転時代の渋滞緩和に生かしたり、1匹ずつ役割が異なるゴリラの分業行動から得られた考えを基に、相互に連携して全体最適を導いたりできるような次世代のAIを開発する。また、2050年の社会課題も予測して解決策を提案するという。今後は京大に加え、東京大学、北海道大学とも共同ラボを設置し、将来の社会課題解決に向けた研究開発を進める計画。