JR東海は2016年3月24日、2016年度の設備投資額が当初計画より15%増え4230億円と過去最高水準になると発表。リニア中央新幹線関連の設備投資は1130億円と全体の約4分の1を占め、「南アルプストンネル」や品川駅の工事に続き、16年度は開業時に西側の終点となる名古屋駅の着工を控えている。また、東海道新幹線の改修工事や浜松工場の建て替えなど、安全・安定輸送の確保に1550億円を投じる。収益力の強化と低コスト化で経営体力を整えるもよう。