エボラブルアジアは、自社サイトなどで国内航空券や海外ホテルを中心に旅行商材販売を行うオンライン旅行事業や急増する訪日旅客に旅行商材を提供する訪日旅行事業、Eコマース会社やWebソリューション会社、ゲーム会社、システム開発会社などを対象に、ベトナムでラボ型システム開発を行うITオフシェア開発事業を展開している。
オンライン旅行事業では、海外航空券や国内外宿泊予約、パッケージツアーなど取扱商材の多角化や集客が多いインターネットサイトに対して検索・予約エンジンのOEM提供などを提供することで、旅行商材の拡大を目指す。
ITオフシェア開発事業においては、日本の受託ソフトウエア開発市場の市場規模は10兆円規模であるのに対し、日本のオフシェア開発割合は1000億円程度で、まだまだ拡大の余地があるとしている。
新規上場概要
項目 | 内容 |
上場予定日 | 2016年3月31日 |
1単元株式数 | 100株 |
主幹事 | SBI証券 |
公募・売出 | 99万7200株 |
オーバーアロットメント | 14万9500株 |
仮条件 | 1660円~1800円 |
ブック・ビルディング期間 | 2016年3月14日~2016年3月18日 |
公開価格 | 1800円 |
訪日外国人客数推移
2015年は47%増の1973万人だった。円安を追い風に訪日客が増加。韓国は45%増の400万人、台湾は30%増の367万人、中国は2倍の499万人だった。中国は2015年1月にビザ発給要件を緩和したことも寄与した。
2014年 | 2015年 | |
訪日外国人 | 1467万人 | 1973万人 |
韓国 | 302万人 | 400万人 |
台湾 | 300万人 | 367万人 |
中国 | 285万人 | 499万人 |
エボラブルアジアの業績推移
売上高 | 経常利益 | 純利益 | 純資産 | 総資産 | 自己資本比率 | |
2015年 | 27億円 | 3億円 | 1.7億円 | 3.9億円 | 20億円 | 16.5% |
2014年 | 14億円 | 0.9億円 | 0.4億円 | 2億円 | 12億円 | 13.3% |