2015年9月末時点で、外国人投資家による日本国債の保有残高が101兆円となった。国債発行残高1039兆円のうち、外国人保有シェアは9.8%。

外国人投資家による日本国債への投資は短期売買が多いとされ、国債の金利が振れやすくなる。日本国債への資金流入は先進国の緩和的な政策に支えられている面がある。政策の方向性が変われば、大幅な国債売りが出かねない懸念がある。