UACJは2015年10月29日、2~4年間で約350億円を投資し米国ケンタッキー州の工場で、アルミ材の生産能力を工場全体で3割程度増強すると発表。アルミ缶用の板や自動車のパネル用の板に加工する前段階の「母材」と呼ぶアルミ板の生産能力を高める。また、アルミを溶かして固める鋳造炉のほか、加熱炉や検査装置を新設し、圧延ラインも改造する計画。2016年から順次稼働予定で、自動車を軽くするため車体にアルミを使う動きが北米で進んでいることに対応するという。
 

UACJ アルミ材の生産能力増強

項目 内容
投資金額 350億円
対象 アルミ材の生産能力3割増強
稼働時期 2016年