国際エネルギー機関(IEA)は、2014年11月12日、世界の原子力発電容量が2013年の392ギガワットから2040年に624ギガワットになるとの予測を公表した。中国が100ギガワット以上増やすと見込まれるなど、新興国で導入が拡大する。

一方、先進国(日米欧露)を中心に原子炉が老朽化。廃炉費用は1000億ドル(約11兆5000億円)以上に膨らむと試算した。また、発電全体に占める原子力の割合は12%と予測している。


原子力発電容量

  2013年 2040年
原子力発電容量 392GW 624GW