Jパワーは、2014年11月13日、大間原子力発電所の安全強化対策をまとめたと発表した。設計基準事故対策については、これまでより地震・津波への対応を強化。地震の想定値を450ガルから650ガルに引き上げ。想定津波高も4.4メートルから6.3メートルに引き上げた。新設された重大事故等対策については、炉心損傷の防止は格納容器の破損防止対策を行い、航空機衝突などテロ対策として特定重大事故等対処施設を設置する。

工事費は約1300億円。2015年11月に開始し、2020年12月に終了を予定。工事終了後、1年程度の試運転を行い、2021年の運転開始を目指す。


Jパワー 大間原発の安全強化対策

項目 内容
工事費 1300億円
対象 大間原発の安全強化
工期 2015年11月~2020年12月
運転開始 2021年