帝人はタイにタイヤ補強材工場を設立する。投資額は約35億円で、生産能力は車1000万台に相当する年1万6000トン。2015年秋の稼働を目指す。 タイヤ補強材は走行時の振動を吸収したり、タイヤの形容を安定させたりする。タイ工場で生産された補強材は東南アジアに進出しているタイヤメーカーに供給するとみられる。 アジアでのタイヤ補強材の需要は年間40万トンとされており、将来は生産能力を2倍に高め、アジア市場で約10%のシェア獲得を目指す。 {帝人 タイでタイヤ補強材生産}
項目 内容
投資額 35億円
生産能力 1万6000トン
生産開始 2015年秋