独自の企業年金と公的年金である厚生年金の一部を一体で運用し、給付する企業年金。
1996年に制度化された。
ピーク時、基金数は1888だったが、2012年3月末時点では577。加入者数は440万人で、資金残高は約27兆円となっている。
大企業1社で作る「単独型」。グループ企業が作る「連合型」、同じ地域や業種の中小企業が集まり設立する「総合型」があり、総合型が約8割占める。
基金の半数である287基金で厚生年金保険料の一部を国から借りて運用している代行部分の積立不足が生じている。