トランプ米政権は、2019年5月13日、中国への制裁関税の第4弾として、携帯電話など約3000億ドル(約33兆円)分の中国製品に最大25%の関税を課す計画を発表した。発動は6月以降。対象品目は3805品目。アップルのスマートフォン「iPhone」など携帯電話が432億ドル。ノートパソコンが375億ドルなど。玩具や衣服など消費財が4割を占める。生活や産業への影響が大きい一部の医薬品やレアアースは除外する。

第4弾を発動すれば、中国からのほぼ全ての輸入品に制裁関税を課すことになる。