中国は、2019年8月23日、米国の対中制裁関税「第4弾」への報復措置を発表した。原油や農産物など約750億ドル分(約8兆円)の米国製品に5~10%の追加関税をかける。9月1日と12月15日の2段階に分けて発動する。9月は、原油や大豆、鋼板、化学製品など計1717品目。12月は、木勢や自動車、織物など計3361品目となる。

また、2018年12月の米中首脳会談の合意で、中国は米国製の車や車部品にかける最大25%の追加関税を2019年1月から停止していたが、12月15日から復活する。

一方、トランプ米大統領は直ちに対抗措置を取る考えを表明した。