日本経済新聞によると米バイオ企業のディスクジェニックスが、2019年4月18日、再生医療で腰痛を治療する臨床試験を開始すると発表したと報じた。健康な成人男女から提供された細胞から作った細胞医薬品を腰痛患者に投与する。日本では、アイロムグループと治験管理契約を結んでいる。

腰痛は、骨や関節の病気のうち、最も発症しやすい症状で、日本人の4人に1人が症状を訴えていると推計されている。多くが加齢による椎間板の異常で発症するとされるが、根本的な治療法はなく、マッサージなどの対症療法しか解決策がない。