コマツは、2017年12月13日、エヌビディアと提携すると発表した。スマートコントラクションの現場にエヌビディアのAI半導体を導入する。エヌビディアのAI半導体で処理した画像データをもとに、整地などの作業の進捗状況がリアルタイムで正確に把握できる。

建機の周りにいる人や機械を直ちに認識できる360度映像が提供可能。大規模な土木工事現場では、上空にドローンを飛ばしてAI半導体を搭載したカメラで撮影。整地や建物の工事進捗を把握。接触や衝突などの事故も防止。工事計画の迅速な修正などが容易となる。

将来的に建設機械の自動制御に加え、建設現場や採掘現場の高解像度レンダリングや仮想シュミレーションなどに利用される予定。