コマツは、2015年6月22日、ICT(情報技術)を活用し、生産から販売までの全ての工程がリアルタイムに連携・循環する体制を構築すると発表した。投資額は約100億円。2017年度までに製造原価を年約150億円圧縮する。

工場における工作機械やロボットなどの生産設備、生産ラインの稼動情報をIoTで見える化し、共有データベースに集約。顧客に納入した建設機械の稼働状況を通信網を通じてコマツの工場と共有。集約された情報に基づき、生産時間の短縮や在庫を圧縮する。


コマツ 生産改革でコスト圧縮

項目 内容
投資額 100億円
対象 全ての工程がリアルタイムに連携・循環する体制構築
効果 2017年度までに製造原価を年150億円圧縮