沢井製薬は、2017年11月27日、公募増資などで約394億円を調達すると発表した。調達資金は米国の後発薬会社のアップシャー・スミス・ラボラトリーズ(USL)の買収に伴い調達した短期借入金の返済の一部に充当する。発行済み株式総数は15.4%増加する見通し。

沢井製薬は、2017年4月20日、約1155億円でUSL社を買収すると発表。USLは米国で経口製剤を中心に30品目程度の後発薬を販売している。北米事業を進展し、国内ジェネリック事業に次ぐ第2の柱を確立する。