旭化成は2017年2月15日、総事業費300億円で高機能樹脂の生産を中国で開始すると発表。中国国有化学大手の中国化工集団と折半出資でプラントを建設し、太陽光パネルやリチウムイオン電池向けに使われる「変性ポリフェニレンエーテル樹脂」と呼ばれる高機能樹脂を生産する。この高機能樹脂は絶縁性が高い電気特性を持っており、耐衝撃性や耐熱性にも優れている。旭化成は現在、シンガポールで年間約6万トンを生産しているが、中国のプラント能力はシンガポールの7~8割程度で設計する方向だという。

中国化工集団は高機能樹脂では基礎的な技術を持っており、15年の売上高は約4兆2千億円。旭化成は連携することで効率的なプラント運営ができると判断。事業のリスク分散と中国国内での顧客開拓の両立を狙う。
 

旭化成 中国で高機能樹脂のプラント建設

項目 内容
総事業費 300億円
対象 中国で「変性ポリフェニレンエーテル樹脂」生産