旭化成は2016年5月25日、210億~260億円を投じて2020年までにリチウムイオン電池向けセパレーターの年産能力を現状の2倍となる11億平方メートルに引き上げると発表。守山製造所の敷地内に年産能力6000万平方メートルの新工場棟を建設し、強度や安全性が特徴で電池の小型軽量化にも貢献する「湿式」と呼ばれる絶縁材を増産。湿式の年産能力は約2割増の4億1000万平方メートルとなる。18年上期の稼働を予定しており、スマホやパソコンなど電子機器向けの需要拡大に対応する。

旭化成 20年までにセパレーター生産能力を倍増

項目 内容
投資金額 210~260億円
対象 守山製造所敷地内に新工場棟を建設
年産能力 湿式 4億1000万平方メートル
稼働時期 18年上期