三井不動産は2016年10月18日、11月をめどに空き駐車場を貸し出すシェアリング事業に参入すると発表。空き駐車場を利用するため、設備投資が少なくて済む参入障壁の低さも追い風となり、大手の参入が相次いでいる。三井不動産はまず東京や神奈川、大阪、名古屋地区で500台分を提供し、年内に1000台、3年後までに7000台まで広げる計画。

1日単位で数百円から3000円程度で貸し出す。利用者は事前予約のため必ず駐車場を確保でき、数十分単位で貸す時間貸し駐車場に長時間止めるよりも割安になる場合もあるという。これらはベンチャーのエスキュービズムのネット予約・決済システムを活用。駐車場事業の中心をシェアビジネスへ切り替える。
 

三井不動産 空き駐車場シェアビジネスに参入

項目 内容
対象 空き駐車場を貸し出すシェアリング事業に参入
利用台数 500台分(東京・神奈川・大阪・名古屋地区)→年内に1000台→3年後までに7000台
事業開始時期 2016年11月