原子力規制委員会は2016年8月3日、関西電力美浜原子力発電所3号機の安全審査で、地震や津波の想定、重大事故対策などが、新規制基準に「適合している」と認め、事実上「合格」となる審査書案を了承した。規制委は4日から30日間、一般からの意見を募集した後、審査書を正式決定する。40年の運転期間を延長して再稼働を目指す原発は、高浜原発に次いで2例目となる。