食肉加工メーカーの伊藤ハムと米久は2016年4月に共同持ち株会社を設立し、経営統合する。共同の持ち株会社の傘下に2社が事業会社として入る方向で調整している。

ハム・ソーセージ事業は国内での市場縮小も見込まれるため、経営統合によって規模を拡大し、仕入れコストの削減や、中国や東南アジアでの事業の拡大を進めて、収益力を高める狙いだという。


伊藤ハムと米久 経営統合

【株式移転に係る割り当て】

  伊藤ハム 米久
株式移転比率 1 3.67


【伊藤ハム】

  売上高 経常利益 純利益 純資産 総資産 自己資本比率
2015年(予) 6200億円 100億円 70億円 - - -
2014年 4811億円 65億円 115億円 1342億円 2600億円 48.6%
2013年 4633億円 58億円 48億円 1199億円 2029億円 58.7%
2012年 4388億円 56億円 41億円 1168億円 2053億円 56.6%
2011年 4473億円 44億円 20億円 1157億円 1979億円 58.2%


【米久】

  売上高 経常利益 純利益 純資産 総資産 自己資本比率
2015年(予) 1700億円 48億円 26億円 - - -
2014年 1550億円 58億円 40億円 414億円 718億円 57.6%
2013年 1441億円 18億円 8.9億円 373億円 628億円 59.4%
2012年 1423億円 3.2億円 ▲2.2億円 360億円 611億円 58.9%
2011年 1407億円 20億円 13億円 374億円 636億円 58.8%