スタンダード・アンド・プアーズは2015年9月9日、ブラジルの長期外貨建て債務格付けを1段階引き下げ「ダブルBプラス」にすると発表。格付け見通しは引き続き「弱含み」とした。2014年から3年連続の財政収支の赤字や、国営石油会社ペトロブラスを巡る汚職問題により政治的に不安定な状態が続くことが格下げの主な背景とみられる。