ザインエレクトロニクスは、2015年8月18日、サラウンドビューモニター(SVM)の新技術を開発したと発表した。

SVMは車体など前後左右に取り付けられた4つのカメラで撮影された映像を、車体上部の視野から鳥瞰して見た映像に構成し直す技術。システムに必要なメモリー容量を従来の4分の1から3分の1に削減し、撮影から描画までの遅延時間を削減。高級車のみでなく、軽自動車や中級車にも適用できるようにした。

また、自動車など物体検出も可能にする。モニター画面で周囲の状況を見て確認すると同時に、SMVシステムが物体の存在を知ることで運転者への警告が可能になる。