第一稀元素化学工業は、約20億円を投資し2017年までに福井工場に新設備を導入し、自動車の排ガス浄化触媒などに使うジルコニウム化合物の生産能力を増強する。全体の能力を約5%増やし、自動車の排ガス規制強化による世界的な需要増に備えるという。

また、ベトナムでは2016年からジルコニウム化合物の主原料となるレアアースを、中間材料に加工する新工場を稼働させる予定。

第一稀元素 20億円で触媒材の生産能力増強

項目 内容
投資金額 20億円
対象 ジルコニウム化合物の生産能力増強
稼働時期 2017年