パルマは、レンタル収納スペースやトランクルーム事業者(セルフストレージ)向けに滞納保証を付加したアウトソーシングサービスを提供している。
海外では居住空間をより広く快適に確保するために、収納スペースを住宅の外部に持つ生活スタイルが普及している。日本では都市化による狭小な居住空間の元でもより便利な生活環境の確保のため、潜在的ニーズが存在するとし、普及率は徐々に高まっていくと見込んでいる。
新規上場概要
| 項目 | 内容 |
| 上場予定日 | 2015年8月11日 |
| 1単元株式数 | 100株 |
| 主幹事 | いちよし証券 |
| 公募・売出 | 38万5000株 |
| オーバーアロットメント | 5万株 |
| 仮条件 | 1250円~1350円 |
| ブック・ビルディング期間 | 2015年7月27日~2015年7月31日 |
| 公開価格 | 1350円 |
【株式関連】
| 項目 | 内容 |
| 潜在株式比率 | 19.3% |
事業
レンタル収納スペースやトランクルーム事業者に対し、申込み受付や入金管理、滞納督促、残物置撤去、物件巡回などのアウトソーシングサービスを提供している。サービスには滞納保証を付加している。
レンタル収納スペース利用者は、パルマに対して保証料を支払うことで保証人の設定や敷金が不要となる。事業者はパルマが保証することで使用料の未回収リスクの低下と業務の効率化を図れる。
求償債権の回収不能リスクへの対応
パルマはセルフストレージの使用料債務に対する連帯保証人となっていることから、事業者への支払いの遅延・滞納が起きた場合には立替払いを行う。使用者から立替払い分を全額回収できるとは限らないことから、回収不能金が発生するリスクがある。
パルマは過去の未回収金の発生状況を勘案した保証料率を設定。保証対象額に対する貸倒実績率に基づく貸倒引当金を計上することで対処している。
経営戦略
パルマのサービスを導入しているセルフストレージ事業者は業界の半分以上を占める。一方、パルマのサービスを一部の物件に導入している事業者が多いため、業界全体の物件に対する導入率は約30%となっている。サービス導入数の拡大を目指す。
また、首都圏以外での導入は多くないことから、今後は首都圏以外へのサービス拡大も図る。
パルマの業績推移
| 売上高 | 経常利益 | 純利益 | 純資産 | 総資産 | 自己資本比率 | |
| 2014年 | 4.72億円 | 0.7億円 | 0.3億円 | 1.6億円 | 3.8億円 | 43.2% |
| 2013年 | 3.5億円 | 0.5億円 | 0.2億円 | 1.1億円 | 4.3億円 | 25.3% |
| 2012年 | 2.8億円 | 0.6億円 | 0.2億円 | 1億円 | 3.4億円 | 30.8% |
| 2011年 | 2.4億円 | 0.3億円 | 0.5億円 | 0.9億円 | 3.3億円 | 29.9% |
| 2010年 | 2億円 | 0.3億円 | 0.6億円 | 0.4億円 | 2億円 | 22.2% |
