丸紅と産業革新機構(INCJ)は、2014年6月25日、ポルトガル最大手の水事業会社AGS社の全株式を取得したと発表した。取得額は100億円で、丸紅が50%、産業革新機構が50%を保有する。 AGS社はポルトガルとブラジルで浄水場や下水処理場を運営し、約150万人を対象にサービスを提供している。ポルトガルでは国内の水事業の民間への開放は現状10%にとどまるが、今後は更なる民営化が見込まれている。また、ブラジルでも民間開放の法整備が整ってきているとしている。欧州地域やブラジル国内のみならず、南米、アフリカ地域への事業拡大を図る。 丸紅は水事業サービス対象人口を2013年の850万人から将来的に3000万人に引き上げる計画。 {丸紅とINCJ ポルトガルで水事業} 【概要】
項目 内容
取得額 100億円
保有割合 丸紅 50%
産業革新機構 50%
【丸紅】
2013年 将来
水事業サービス対象人口 850万人 3000万人