日本風力発電協会は、2014年5月30日、風力発電導入目標を2020年度に現在の4倍の1090万キロワットとすると発表した。陸上で1020万キロワット。洋上で70万キロワットが導入される計画。 風力発電機は部品点数が多く、保守運用や保険など関連産業の裾野が広い。2020年度には国内の経済波及効果が約1兆1000億円、雇用創出効果が7000万人強にのぼると試算している。 また、2050年度の長期導入目標では、国内全体で7500万キロワットとなると試算している。


風力発電導入目標

  2020年 2050年
風力発電導入目標 1090万kW 7500万kW


実績

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、2014年6月25日、2013年度末時点の風力発電設備の国内設置数は前年比1.2%増の1935基だったと発表した。出力ベースは前年比2.5%増の270万7641キロワットだった。

  2013年
設置数 1935基
出力 270.1万kW