調査会社富士経済によると、2013年の大衆医薬品国内市場は6072億円と前年比0.2%増加する見通し。
花粉の飛散量が多かったことから、花粉症対策の鼻炎治療薬や目薬が伸びる一方で、機能性飲料との競争が激しいドリンク剤が落ち込む。
鼻炎薬は225億円と前年比18.4%増、皮膚治療薬も頭皮湿疹や肌の傷痕を目立たなくする需要が伸びることから161億円と前年比6.6%伸びる。
一方、ドリンク剤・ミニドリンク剤は391億円と前年比0.5%減少する。湿布剤やパップ剤など外用消炎鎮痛薬は中小製薬会社のプライベートブランドの台頭で、428億円と前年比1.2%減少する。