三井住友フィナンシャルグループは、米国で株式、社債の引受業務、トレーディング業務、資産運用、投資顧問業務など幅広い証券業務が可能になる資格を2013年5月7日に取得した。 三井住友はこれまで、米国では銀行持株会社の資格しかなく、証券業務は日本株の取り次ぎ、米国債の引受など一部に制限されていた。今後は融資以外にも企業の資金調達を支援する手法を広げるとともに、米国でのM&Aも手がけやすくなる。 三井住友は、米証券子会社の陣容を拡充し、社債や株式を引き受ける体制を整える。