ソニーは、2019年9月17日、株主と多様なステークホルダーに向けたCEOレターを発信。サードポイントより受け取った、半導体事業を分離・上場し、ソニーをエンタテイメント会社と半導体会社に分割することを内容とした提案について検討。ソニーの取締役会は、全会一致で、半導体事業(イメージング&センシング・ソリューション事業)は、ソニーの成長を牽引する重要な事業の1つであり、ソニー内の他の事業や人材との協業により、今後もさらに大きな価値創出が期待できるとし、今後もソニーが保有し続けることが長期的な企業価値向上に資するものとした。

今後の半導体事業では、グローバルにリーディングポジションを築いているイメージング領域での更なる拡大。イメージセンサーにAIを組み合わせ、インテリジェント化するAIセンサーの開発を進める。

イメージセンサーとAIを組み合わせることで、IoT、自動運転、ゲーム、先端医療など幅広い領域への活用が見込め、イメージセンサーをデバイスからソリューションやプラットフォームに進化させる方針。