新東工業は、2019年4月18日、LIBTEC(技術研究組合リチウムイオン電池材料評価センター)から全固体電池材料を生産用に、高圧ロールプレス装置を受注したと発表した。

材料の粒度を揃えて、直径2マイクロメートルに短時間で粉砕できる。全固体電池は水分量を極限まで抑えたドライルームで生産されるため、高度な技術が必要。開発した装置は世界でも類を見ないレベルとなっている。

新東工業は鋳造機械製造メーカーで首位。自動車向けに強いため、EV(電気自動車)化の進展に積極的に関与する。