安倍晋三首相は、2018年9月26日、トランプ米大統領と関税を含む2国間協議である「物品貿易協定(TGA)」の交渉開始で合意した。協議中は米国が検討している自動車への追加関税は発動しないことを確認した。2018年内にも担当閣僚が協議し、具体的な交渉項目を詰め、年明けに本格交渉入りする見通し。

共同声明では、モノの関税を扱う物品貿易協定だけでなく、サービスや投資分野の交渉も盛り込んでおり、自由貿易協定(FTA)へと発展する余地も残している。