広島高裁は、2017年12月13日、四国電力の伊方原子力発電所3号機の運転を差し止める決定をした。熊本県の阿蘇山が過去最大規模の噴火をした場合は安全が確保されないとし、「新規制基準に適合するとした原子力規制委員会の判断は不合理だ」と結論づけた。決定は直ちに効力が生じるため、決定が覆らない限り運転できない。

四国電力は広島高裁に意義申し立てや決定の効力を止める執行停止の手続きを取る方針。