田辺三菱製薬は、2016年11月1日、韓国KLSと変形性膝関節症の病状改善を目的とした細胞治療薬「Invossa」で日本における独占的開発・販売権を取得したと発表した。契約一時金25億円を支払い。開発及び販売マイルストン、販売額に応じたランニングロイヤリティを支払う予定。

Invossaは、ヒト他家軟骨細胞を用いた細胞治療薬。関節腔内に注入することで変形性膝関節症の疼痛緩和が確認されている。また、軟骨破壊進展抑制作用が期待されている。

韓国ではフェーズ3試験を終了し、2016年7月に韓国の食品医薬品安全処に生物製剤許可を申請。米国でもフェーズ2試験が終了し、フェーズ3試験を準備中。


田辺三菱 韓国KLSから細胞治療薬の販売権

項目 内容
ライセンス 細胞治療薬「Invossa」の日本での独占開発・販売権
効果 変形性膝関節症の病状改善
支払い 契約一時金25億円
開発及び販売マイルストン、販売額に応じたランニングロイヤリティ