清水建設とパナソニック子会社のアクティブリンクは、2016年9月6日、重い鉄筋を運ぶ作業を行うロボットアーム型の作業支援ロボットを共同開発したと発表した。東京外環自動車道の大和田工事で稼働テストを実施。重量200kg級の重量鉄筋の配置では6~7人が必要だが、3人で効率良く行える見込み。重量200kg級の重量鉄筋は、土木工事などで耐震性を高めるために使用する。

建設業界では、熟練工の大量離職時代が控えており、現場の生産性向上技術の開発・普及が急務となっている。人手不足が予測される建設現場の生産性向上につなげる。