野村ホールディングスの英子会社が、2015年9月23日付でイタリアの大手銀行、モンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナとの過去のデリバティブ取引を巡る訴訟で、野村が約590億円を支払う内容で和解したと発表。09年に結んだデリバティブ取引で生じた損害の賠償として、モンテパスキが野村の英子会社などに対し、約1530億円を請求する訴訟を起こしていた。

和解に伴い約345億円の損失が発生するが、2015年7~9月期に全額を計上する。